13.ウイニングボール
作詞:秋元康
作曲:木之下慶行
一番 嬉しいニュースが飛び込む
誰もが待ちかねていた報せさ
うちの高校の野球部が
甲子園に初出場
あんなに頑張っていた奴らが
やっと手にした夢のチケットさ
僕らは誇りに思う
夕陽の中
汗にまみれ
ユニフォームを泥だらけにしてたよね
努力し続けた
がむしゃらの勝利
ウイニングボール
君は握りしめ
どんな涙
流してるのだろう?
ウイニングボール
君の掌に
青春の
その重み
感じているか?
絶対 無理だとあきらめてたけど
奇跡を引き寄せたのは希望さ
そんな強くないメンバーが
みんな全力でやったんだ
何度も挫けそうになる度に
グランド 大声で走ってる
背中を応援したよ
試合 終わって
学校戻り
喜ぶより練習始めるんだね
きっと そのひたむきさが
逆転の勝利
ウイニングボール
胸にしまって
新しいボール
遠くに投げている
ウイニングボール
君の眼差しは
今日じゃなく
もう明日(あす)を
見てるのだろう
ウイニングボール
君は握りしめ
どんな涙
流してるのだろう?
ウイニングボール
願いを込めて
自分の力
信じてみることさ
ウイニングボール
人は誰だって
できないこと
何もない
報われるんだ
|